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2011年7月31日 (日)

日本の太陽光パネルは中国から

【日刊 アジアのエネルギー最前線】 日本の太陽光パネルは中国から
http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm


☆ 玄葉国家戦略相,原発依存度下げプロセスは「リアル」に考えるべき,電力コスト

電力料金の高コスト体質から逃れきれない国が,アジアにも沢山存在する。競争市場がないからだ,と,大体一言で片付けられているが,果たしてそうか,私は多分に歴史的な問題が関わっているような気がする。石炭を主要な燃料としてきた中国,インド,インドネシア,タイ,ベトナムは,電力の高度化を目指して電気料金を上げようとするが,国民の手前やインフレの問題で,そう簡単には上げさせてくれない,低料金体質が障害となってきた。

これに対して,日本,フィリッピン,また近くはカンボジア,この三国は,石炭資源に恵まれず,経済が立ち上がる時期に,輸入石油に頼ってきたために,最初から割高の電気料金に耐えてきた。フィリッピンは,電力セクターが多額の赤字を抱えてきたために,徹底的な分割民営化を押し付けられてきたが,一方で,分割民営化による競争原理の導入によって電気料金の低廉化を期待しているが,実際は逆の道を歩む可能性に怯えている。

日本の電気料金が高いことは,元来は輸入燃料に頼ってきたからの高料金体質である。しかし近年は海外との比較や地域独占から,安くならないかと主張する人も出てきたが,しかし,質も含めて安定した電力供給を保ってきたため,国民としても,まあいいか,と言う感じで過ごしてきた。ここにきて供給不安が起こってきたために,何故そんなに高いのか,と言う声が,政治家の中にも出てきている。

自由化を進めることによって電気料金を下げる,送電線を開放し,オープンアクセスを実現する,大きな流れになってきているが,私は自由化によって却って電気料金は上がると思う。特に供給力不足の状態ではなお更だ。政治家は簡単に発送分離と言っているが,発送分離だけでは効果が上がらないし,逆に混乱をもたらすと思う。自由競争を目指すなら,送電線を切り離された電力会社の電源を全部バラバラにする必要がある。

政治家は,そこまで腹をくくって電力自由化を主張しているのだろうか。海外とのバウンダリーをどうするのか,自由化のために資産売却を行うと,そこに入ってくるのは,20兆ドルを越す中国の資金である,日本は防ぎきれないだろう,瞬く間に中国資金に席巻されてしまう。特に太陽光の問題について,中国は,風力はやるが,太陽光は国内ではやらない,海外進出を狙って準備をしてきている。

太陽光を主導する孫正義さんの言葉の節々を見てほしい,彼は既に中国資本の攻勢を受けている。パネルは中国から買わざるを得ない,と言っているでしょう。それでもよい,数十%は日本に残る,と楽観している。風力発電は安いので中国は自国で開発する計画である。しかし,太陽光は高くて中国市場では無理,完成品のパネルを生産,大量に孫さんや,橋下さんや,菅さんに売りつける腹積もりだ,分かっているのですかね。


☆ フィリッピンは南沙諸島の領有権を巡って,厄介な問題に巻き込まれている

南シナ海の南沙諸島の領有権を巡る,フィリッピンと中国の紛争は,両国が具体的に南沙諸島周辺の原油ガス探査への行動を起こす情勢で,緊迫化の度合いを強めている。フィリッピン国会は,余りにも貧弱なフィリッピンの空軍,海軍,陸軍の装備について,緊急に強化する方向で予算の検討に入った。本格的に打ち合えば,フィリッピンの弾丸は4日間と持たない現状に,フィリッピン議会は愕然とした。

米国が居るではないか,と言いたい所だが,日本は米軍基地をしっかりと確保しているにもかかわらず,フィリッピンは,スービック海軍基地とクラーク空軍基地から米国を追い出した。追い出したというよりは,冷戦の解消で米国としても,基地使用料の問題で,米国自らが放棄したというほうが正しい。国内のテロで再び米軍との接触が密になってきたが,フィリッピンとしては,中国との領土問題で情勢が変わってきた。

今日の比紙は,南シナ海はスエズ運河に匹敵する航行の混雑があり,それに資源問題があって,第3次世界大戦の発端ともなりかねない,と危機感を露にしている。そこで自ら武装,と言う発想になるのだが,フィリッピンと米国の間には,基地はないが,相互防衛条約は有効とされている。そこで問題は,中国との領土問題に米国が動けるかどうか,大きな疑問とされている。クリントン長官の,尖閣は守る,と言う発言は,これから見ると重い。


☆ 参考資料

○110731A Philippines, business.inquirer.net
フィリッピン,ルソン島北部,SNアボイテスが買収した105MWアンブクラオ水力
Benguet village discovers new economy as hydro dam is reborn
http://bit.ly/olyfW6
BOKOD, Benguet,Barangay (village) Ambuklao,crimson snapper (maya-maya),Ambuklao Dam,83 other fish cage operators,since 1994,Ibaloi and Iowak communities,submerged in 1950,online in 1956,decommissioned in 1999,SN Aboitiz Power (Snap),75 megawatts (MW) to 105 MW,Michael Hosillos, Snap vice president for communications,Binga Dam in Itogon town,Compliance Advisor/Ombudsman (CAO),International Finance Corp.,Multilateral Investment Guarantee Agency (Miga),former President Fidel V. Ramos,National Power Corp,700 hectares full of water,siltation,400 hectares,restricted by the Bureau of Fisheries and Aquatic Resources, floating in the reservoir,tourist attraction

フィリッピン,ルソン島北部,SNアボイテスが買収した105MWアンブクラオ水力と120MWビンガ水力,修復工事が終了して50年の古い貯水池や発電所が生き返ったが,影響を受けた元の住民は,貯水池の漁業に新しい活路を見出している,観光開発も順調

○110731B Philippines, Manila Bulletine
フィリッピンは南沙諸島の領有権を巡って,厄介な問題に巻き込まれている
Strengthening the country's external defense
http://bit.ly/ppgAIu
Scarborough Shoal,Spratlys Islands,geo-politically strategic area,like the Suez Canal,huge amount of oil and gas,gravitas,world war,Taiwan, Malaysia, Brunei, the Philippines, China, and Vietnam,"acoustic shots",1978 fire exchange between China-Vietnam,huge patrol boat Hiunsui-31,Rajah Humabon (as ancient as his name),President Noynoy Aquino,between the USA and China,1951 Mutual defense Treaty,Secretary of State Hilary Clinton,Philippine Air Force,post-Marcos era,in four days,"systematic, systemic corruption",AFP Modernization Plans,About P14.5 billion for the Navy, P14.5 billion for the Air Force, and P11.7-billion for the Army

フィリッピンは南沙諸島の領有権を巡って,厄介な問題に巻き込まれている,スエズ運河に匹敵する船舶の通り,原油ガスの資源,特に中国とベトナム及び比国は深刻,まさに世界大戦のきっかけの可能性,比国は4日の戦闘で弾が尽きる,国防予算には汚職がついてくる,

●110731C India, Economic Times
インドのベンガルの北,シッキムでNHPCが進めるティースタ川開発,地元と州政府で合意
Hope for NHPC projects after GTA deal
http://bit.ly/reTTwl
Gangtok,Gorkhaland Territorial Administration,Gorkha Janmukti Morcha,West Bengal government,National Hydropower Corporation,Darjeeling district,Teesta Low Dam Project III at Rambhi,Teesta Low Dam Project IV at Kalijhora,since 2009,NHPC executive director for Sikkim and North Bengal Dhiman Pariza,to be completed by 2013,292 MW,TLDP III would generate 132 MW,TLDP IV 160 MW,12 per cent of this free,Darjeeling and Jalpaiguri areas,Kalimpong subdivision

インドのベンガルの北,シッキムでNHPCが進めるティースタ川開発,地元と州政府で合意が成立,ティースタ下流ダム,292MWの第3,132MW第4プロジェクトは,2013年完成の目途が立った,関連送電線で,更に森林伐採の問題が懸案となっている。


○110731 玄葉国家戦略相:原発依存度下げプロセスは「リアル」に考えるべき
http://bit.ly/ohC8P4
玄葉国家戦略相:原発依存度下げプロセスは「リアル」に考えるべき,電力コストが韓国の3倍であると指摘したのに対し、「コストは聖域なき検証を行う」,経済産業省と協力していくとし、検証の結果、「新しい日本の成長戦略に資する産業を育てることができる」との考えを示した。

○110731 再生可能エネルギー:日本の特許が55% 世界で最多
http://bit.ly/mRXJyr
再生可能エネルギー:日本の特許が55% 世界で最多,世界各国で出願された4万7000件余り,日本での特許出願のうち、太陽光発電・太陽熱などの太陽エネルギーが57%と最多で、水力14%▽バイオエネルギー12%▽風力8%▽地熱5%▽海流や潮4%。

○110731 日本とトルコ、原発巡り協議 エネ相「週明け評価」
http://s.nikkei.com/oZFHDj
日本が受注を目指すトルコの原子力発電所の建設計画について、両国のエネルギー政策当局者は30日、トルコの首都アンカラで協議した。交渉再開にこぎ着けられない日本に、今月末までに交渉継続の意思を回答しなければ単独交渉を打ち切り、他国と交渉を始めると通告

○110731 電力の安定供給、描けず 節電・火力発電頼み
http://s.nikkei.com/mSeZWY
電力の安定供給、描けず,原発の運転再開のメドも立たない。対策では「安全性が確認された原発の再起動を進める」と政府として再稼働を認める考えを盛り込んだ。だが、九電玄海原発の再稼働に首相が最終局面で待ったをかけた経緯などから、信頼関係は崩れている。

○110731 世界を読む:モンゴル核処分場計画/フィンランドに建設中の最終処分場(その2止)
http://bit.ly/pZb8zF
モンゴル核処分場計画/フィンランドに建設中の最終処分場,「使用済み核燃料は10万~20万年の間、安全に管理する必要がある」。フィンランドで建設中の最終処分場「オンカロ」。施設を運営するポシバ社の技術者、ピアタリさんが語り始めた。

○送料わずか70円~で日本からお届け!楽天国際格安配送
http://bit.ly/cZSj1R
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http://bit.ly/c42ZsV

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