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2011年7月19日 (火)

関西の電力不足に政府が動く

【日刊 アジアのエネルギー最前線】関西の電力不足に政府が動く
http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm


☆ 西日本に節電要請 政府方針、原発停止で需給厳しく

関東の電力不足問題が関西に飛び火するとは,しばらく気づかなかったですね,関西は安定,と大船に乗った気持ちだった。始末が悪いのは,電源は物理的に十分にあるのに,発電できない,と言う問題だから,余計にややこしい。私も,今日の報道にあるように,政府が一生懸命心配して調整してくれるものだとは知らなかった。先日は,電力会社に供給責任があるのかどうか,この欄で考えていた。

友人の意見では,供給責任がある,と言っているのは電力会社側で,一般には電力会社に責任があるとは思っていない,あるいはそこまで考えていない人が大半だ,と言うことだった。大阪府知事が,私が管内の冷房をコントロールするので,一般企業は節電の必要はない,と2000の企業にメール発信したが,あの時は供給責任を府知事が取りたかったようなシーン,関係ないのに,皆が供給責任を取りたがる,変ですね。

今日の官房長官の会見や海江田さんの会見を見ていると,関西の電力危機は政府の責任だから,至急検討して対策を打ち出す,と言っている。なんとも変な責任の取り方で,中央政府も大阪府地方政府も,自分たちが需給調整をやる必要がある,と考え込んでいる,あるいは需給調整をやりたがっている,と言う風に聞こえてしまう,枝野さんなんか,最初から福島の責任を政府が取るような発言が続いている。

平成16年,これは法改正の後だと思うのだが,資源エネルギー庁は,供給責任がややこしいと言う認識があったのか,供給責任の取り方について通達を出している。電力会社に供給責任がある,と言う根拠は,電気事業法第18条らしい,供給を正当な理由なくして拒否できない,と言う文言に由来しているようだ。しかし,戦争などの有事には,政府は原子炉を止める命令を出すことが出来,この場合は政府が責任を取る。

浜岡を止めるときに,政府は命令する権限を持っていない,と説明されていたが,有事の場合には政府が停止命令を発することが出来,以後,政府が需給調整,供給責任を持つことになる。さて,そこで今の関西の状態はどうなのか。ストレステストを菅首相が国会で説明した時点で,原子炉に対する運転停止命令が出た,と考えるのだろう,だから,関西電力の18条の義務は消えているのか。

いずれにしても需給調整はやらなければならないようだから,まあ今回は総理大臣レベルでやってもらってよいのだが,政府がゴーサインを出した時点で,そのコントロールは,実質的には地元県知事に移る。政府がゴーサインを出せば,県知事と交渉,説得する責任は電力会社に移るのかもしれない。揚水発電所が500万KW近くあるのだから,何とかうまく運用して切り抜けてほしいと思う。

脱原発依存の話だが,再生可能エネルギーで原発を代替,と言う話がよく出てくる,そのときの話はすべてKWの話に置き換わっている。太陽光や風力や流れ込み式水力は,実質的なKWはゼロである。評論家は,太陽光や風力の設備出力で原発代替を話しているが,設備出力では原発やピーク供給を代替出来ない。太陽光や風力は,いうなれば火力の炊き減らしに貢献するだけである。

脱原発は今後,本格的な政府や国会が出来てからゆっくり議論すべきと思うが,既に54機を有する日本は,脱原発は当面不可能であり,脱原発に踏み切ってしまえば,その時点で,この既設原発をコントロール出来なくなる恐れがあり,国内的にも国際的にも影響が大きい。今日,日本がやるべきことは,如何に安全に既設原発を運転するかを考えることで,脱原発の話はその後である。


☆ インドネシア大統領「南シナ海、行動規範の早期策定を」

インドネシア大統領「南シナ海、行動規範の早期策定を」,南シナ海を巡っては、中国とベトナムやフィリピンなどの対立が激化。ASEAN側は中国に対して早期に紛争解決の枠組みをつくるよう求めているが、中国が2国間協議で解決することを主張。中国が出てきても,これに対抗できるだけの政治的団結を作り上げるべきだろう。


☆ パキスタン,米国の非軍事援助を担当するトップが,早急な電力危機の支援を発表

パキスタン,中国との結びつきが強まる中,米国の非軍事援助を担当するトップが,早急な電力危機の急さを目的に,3つの火力の改良効率化と,西部山岳地帯のゴマルザムダムと東の山岳地帯,サットパラダムの修復増設を支援すると発表,いずれも治安が問題のサイトである。パキスタンの設備は現在,13,240MWで,ピーク需要は18,065MW,電力の不足は5,000MWである。


☆ 参考資料

○110719A Pakistan, zeenews.india.com
パキスタン,米国の非軍事援助を担当するトップが,早急な電力危機の支援を発表
Pakistan gets help from US to tackle energy crisis
http://bit.ly/pogPE2
The US is helping Pakistan to tackle the energy crisis being faced by the country, a top US official has said.coordinator for non-military US assistance to Pakistan, Robin Raphel,power shortfall, 5,000 MW,generating 13,240 MW,peak demand of 18,065 MW,renovation and repair of dams,add over 500MW,three thermal power plants,by the mid or end of year 2012,Gomal Zam Dam,Satpara Dam,South Waziristan,Gilgit-Baltistan

パキスタン,中国との結びつきが強まる中,米国の非軍事援助を担当するトップが,早急な電力危機の急さを目的に,3つの火力の改良効率化と,西部山岳地帯のゴマルザムダムと東の山岳地帯,サットパラダムの修復増設を支援すると発表,いずれも治安が問題のサイトである

○110719B India, Economic Times
インドのオリッサを拠点とする鉱業企業IMFAがカリマンタン中央部の石炭鉱区を70%資本参入
IMFA buys 70% stake in Indonesian coal mine
http://bit.ly/ohE81b
Indian Metals and Ferro Alloys (IMFA),70% stake in a coal mine in Indonesia,Indmet Mining Pte Limited,in Singapore,Orissa-based company,family of Rajya Sabha MP, Baijayant 'Jay' Panda,$8.75 million,Prem Khandelwal, chief financial officer and company secretary of IMFA group,Central Kalimantan region,calorific value of 6,000 kilo calories

インドのオリッサを拠点とする鉱業企業IMFAが始めて,シンガポールの子会社を通じて,インドネシアのカリマンタン中央部の石炭鉱区を70%資本参入する。炭質は,6000キロカロリーであるが,包蔵はまだはっきりしていない,これから探査,道路建設も必要

○110719C India, himachal.us
インド,ヒマチャル,ラビ川に建設中の231MWチャメラ水力第3期工事
NHPC contributing towards developmental activities
http://bit.ly/pv5zBj
NHPC (National Hydroelectric Power Corporation),more than Rupees one hundred crore,environment management plan (EMP),Chamba district,NHPC’s Region-II Executive Director Sharat Sharma,nearly Rupees 30 crore,CAT plan (catchment area treatment plan),Chamera hydroelectric project (stage-III),Dharwala on the river Ravi,Sitla Bridge across the river Ravi on Chamba-Pathankot highway,Sundla and Banikhet

インド,ヒマチャル,ラビ川に建設中の231MWチャメラ水力第3期工事,NHPCの代表が地域への貢献を強調,流域保護に費やされた費用は3億ルピー,また,流域の町チャンバから平野のパタンコットに向かうハイウエーの改善や橋梁補強,病院など


○110719 インドネシア大統領「南シナ海、行動規範の早期策定を」
http://s.nikkei.com/nr4N2k
インドネシア大統領「南シナ海、行動規範の早期策定を」,南シナ海を巡っては、中国とベトナムやフィリピンなどの対立が激化。ASEAN側は中国に対して早期に紛争解決の枠組みをつくるよう求めているが、中国が2国間協議で解決することを主張。どでも議論の焦点になる見込み。

○110719 経産相「一両日中に電力需給で会合」 大飯1号機停止で
http://s.nikkei.com/nBEiTE
経産相「一両日中に電力需給で会合」 大飯1号機停止で ,検討会合で電力需給の細かな数字を詰めたうえで、関西地方などに自主的な節電を要請する方針を示した発言だ。このままでは8月の最大電力需要予測に対して6.6%の供給力不足になるとみられる。

○110719 西日本に節電要請 政府方針、原発停止で需給厳しく
http://s.nikkei.com/pEDIvx
西日本に節電要請 政府方針、原発停止で需給厳しく,関電大飯原子力発電所1号機が蓄圧タンクのトラブルで16日に停止したことで、関電管内の電力需給は厳しさを増した。このままでは8月の最大電力需要予測に対して6.6%の供給力不足になるとみられる。

○110719 ヤツコ米NRC委員長「電源喪失に備え、規制強化」
http://bit.ly/r8SynQ
米原子力規制委員会(NRC)・ヤツコ委員長:「福島第一原発のような事故の発生は、到底、受け入れられず、同じタイプの事故を防ぐため歩みを進める必要があるのは明白だ」菅総理大臣の脱原発構想については、「日本の政府と国民が決めることだ」 http://bit.ly/r8SynQ

○110719 福島原発、“最強台風”に戦々恐々
http://bit.ly/nJqtwc
福島原発、“最強台風”に戦々恐々,台風6号の接近に備え、東京電力は福島第1原発で3号機のタービン建屋の屋根に事故で開いた穴などを鉄板でふさいで雨の流入を防ぐ作業を急いだ。長径14メートルの楕円状の穴をふさぎ終え、長径5メートルの穴と、換気口などを19日までにふさぐ予定。

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http://bit.ly/cZSj1R
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http://bit.ly/c42ZsV

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