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2010年10月 1日 (金)

尖閣で負けたのは中国ではないか

【日刊 アジアのエネルギー最前線】尖閣で負けたのは中国ではないか
http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm

新聞は中国に対する日本の土下座外交を強く批判している。従って,日本の国民も政府も,じっと北京ばかり見て回りが見えない状況だと思う。今回の紛争で負けたのは中国だ,と言う私の主張に,ツイッターでも随分反対されたが,その後の動きを見ていても,明らかに中国は外交で大きなマイナスを食ったようだ。急に日本とインドの関係が緊密になり,経済連携が大きく進展している。

この日本とインドの連携交渉で,双方にとって農業問題が大きなポイントになっていたが,私の尊敬するインドのマンモハン・シン首相は,日本との交渉を急げ,両国はアジアにあって民主主義国としての強い連帯感が強調されるべきだ,少なからずインドの譲歩を指示したという。インドと日本の間にはこの経済連携交渉の他,日本が躊躇している原子力交渉もあり,中国とパキスタンを意識した妥協の道を探る方向だ。

中国の大失敗は,沖縄から米軍基地を排除する動きに,大きな牽制がかかったことだろう。今回の尖閣諸島の問題で,不覚にも中国は,尖閣のみならず本来は沖縄本島も中国領である,とほのめかした。これは熱くなった中国が犯した大失敗だが,日本人にとって,沖縄から米軍が出て行くことは,或いは将来,中国が空母など更に強大になった段階で,台湾と沖縄をまとめて奪われるなら,まだ米軍基地の方がよいと言うことだ。

レアアース然りである。このまま静かにレアアースを,中国のシェアーが高いままキープして置けばよいのに,輸出制限を実際に掛けてきた。誰もが,そうだったのか,中国が禁輸すれば日本や米国のハイテクに支障が出るのか,と言うことが,明確になって,米国は動き始めた。そうでしょう,レアアースなんて何処でもあるでしょう,米政府は30日,レアアースについて中国に偏っている調達先を多様化する方針を表明した。

ASEANの東南アジア諸国も,中国に遠慮しながら,米国の介入を歓迎し,南シナ海など,中国の覇権に対して警戒感を,今回の尖閣諸島問題で,明確にしている。菅内閣は今,北京との交渉に必死である,すごく視野が狭まっている,まだ一人,日本人が拘束されていることもあるが,しかし政府の主力は,今,もう少し中国を刺激しながら,その焦点を,東南アジア諸国,インドなどに合わせて行くべきだ。


○101001A Pakistan, beta.brecorder.com
パキスタン政府はPEPCOの解体など電力セクター改革へ
Government constituted body to restructure power sector
http://bit.ly/dpdVJB
The government has constituted a committee to restructure and improve the efficiency of power sector by making Distribution Companies (Discos) independent and dissolving Pakistan Electric Power Company (Pepco). Replying to a supplementary question, Minster for Water and Power on Thursday told the National Assembly that electricity distribution companies would be made independent and would be responsible of their loss and profit.

パキスタン政府は電力セクターの改革を行うための委員会を設置して検討を始めた。効率化のために複数の配電企業を設立し,現在の電力公社PEPCOを解体する。電力水資源大臣は国会で説明を行い,配電事業の独立採算が一つの目標と,停電も問題になる http://bit.ly/dpdVJB

○101001B China, powergenworldwide.com
中国の国家電網,全国の超高圧送電網の更なる整備を目指すと
China’s State Grid plans major UHV power line expansion
http://bit.ly/9biGo0
State Grid Corporation of China has unveiled plans to build a network of ultra high-voltage (UHV) power transmission lines in northern, eastern and central China to improve the country’s transmission capacity. The construction of this UHV networks is expected to take place during the 12th Five Year Plan (2011-15). Cross-province transmission capacity in China is expected to exceed 400 GW by 2020, and the development of UHV lines can help meet that target, said Liu Zhenya, president of State Grid.

中国の国家電網,全国の超高圧送電網の更なる整備を目指すと。全国の連携容量を増やすため,2011~2015年の第12次五カ年計画に対応して,北部,東部,中央の連携強化を目的として,2020年までに地域間の連携容量を400GWに増強 http://bit.ly/9biGo0

○101001C Pakistan, dailytimes.com.pk
パキスタンの120億ルピー,バシャダムの着工間近と
PM to inaugurate Rs 12 billion Diamer Bhasha Dam soon: Ashraf
http://bit.ly/bULhKz
Federal Minister for Water and Power Raja Pervaiz Ashraf on Thursday informed the National Assembly that Prime Minster Yousaf Raza Gilani would soon inaugurate the Diamer Bhasha Dam project that was being constructed at a cost of Rs 12 billion.Ashraf informed the House that land been acquired for the dam. He said the government wanted to build new dams with province’s assent, while it was working on the construction of small and medium-sized dams. Accusing India of violating the Indus Waters Treaty from August 18, 2008 to August 25, 2008, the minister said that water inflow at the Marala Headworks on Chenab River had reduced, resulting in the desertification of over 200,000 acres of cultivable land.

パキスタンのアシュラフ電力水資源大臣が国会で答弁,120億ルピーのディアマー-バシャ・ダムは間もなく着工すると。その他全国に亘る中小ダムの建設,インドのシェナブ川などのダム建設の横暴,969MWのニールム-ジェルム水力の年内の完成など http://bit.ly/bULhKz

○101001D Pakistan, dailytimes.com.pk
パキスタンの大水害を経験して専門家は大規模貯水池主張
Experts stress need for construction of water reservoirs
http://bit.ly/bsHpEq
In a seminar titled “Post-flood Strategy to Build Pakistan” organised by Sustainable Development Policy Institute on Tuesday, speakers urged the government to make a holistic policy which enables the country to deal with increasing water shortages and flash floods, energy crisis, irrigation needs, deforestation, environmental degradation and disaster risk reduction

パキスタン,大水害に見舞われて大きな犠牲を払ったが,改めてセミナー開催,その中で専門家は,開発に障害のない大規模な貯水池を建設する必要を主張,その目的を,洪水防御,水不足の解消,電力危機対応,灌漑用水供給,森林喪失の代替,環境整備など http://bit.ly/bsHpEq

○101001E Philippines, gulfnews.com
フィリッピンのエネルギー長官が原子力開発に言及
Philippines considering nuclear energy
http://bit.ly/9wq67u
The Philippines is considering the use of nuclear power for non-military applications because of the country's high energy consumption. The Department of Energy (DOE) Secretary, Jose Almendras, during a press briefing, aired by the government television network NBN4, said the government is studying cost-effective alternative energy solutions for economic activities nationwide. "We hope to commence this study next year," Almendras said Thursday.

フィリッピンのアルメンドラス・エネルギー長官が記者会見で語る。政府は高いエネルギー消費に対応する為の効率的な手段を検討しているが,原子力の平和利用に強い関心を持っている,本格的には予算手当をして,来年度から本格的な調査を実施すべき http://bit.ly/9wq67u

○101001F China, expressbuzz.com
中国の南シナ海半と拡大と米国の介入についてインドから論評
War games to check China
http://bit.ly/cU6YtP
The turbulence that is roiling the waters off China’s east and northeastern shores has far-reaching implications. Two messages among those emitted by the just concluded first phase of US-ROK joint military exercises mandate attention namely: US strategy towards China is one of cooperation and not capitulation, and the status quo that had begun to settle in the waters of the Yellow, East and South China Seas has changed.

中国の南シナ海などシーレーン拡大の意図について,インドの専門家が,中国の意図と米国の対応について,論じている。米国は,再びこの西太平洋の地域への介入を決意して,韓国との軍事演習など行動で示している。中国の意図は明かで制海権を狙っている http://bit.ly/cU6YtP

○中露が対日圧力でタッグ!土下座しかない“最弱”菅外交
http://bit.ly/bLhFAk
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の対応をめぐって、無能批判を浴びる菅直人政権が、またもや“弱腰度”を強めている。事実上の首相特使として、民主党の細野豪志前幹事長代理(39)を極秘訪中させ、関係改善に動いたのだ。ただ、落ち度のない日本側 http://bit.ly/bLhFAk

○アジア広域鉄道網計画 橋頭堡築く中国
http://bit.ly/aODERU
中国とASEAN諸国を結ぶ総延長2万キロの広域鉄道網計画。陸路でつながる地政学上の優位を活かした中国のASEAN囲い込み戦略です。ASEAN諸国の広域鉄道網計画は1995年に基本合意し、徐々に建設が進んでいます。これを中国国内鉄道とリンク http://bit.ly/aODERU

○「細野特使」迎えた中国の思惑
http://s.nikkei.com/bW2RxT
「細野特使」迎えた中国の思惑,「個人の判断で行ってきた」。成田空港の国際線到着ロビーに姿を現した民主党前幹事長代理、細野豪志は言葉少なに語ると、記者団をまくように猛スピードで都内へ向かった。だが尖閣沖での衝突事件で関係が緊張した直後の http://s.nikkei.com/bW2RxT

○米上院財政委員長、人民元問題など協議で訪中
http://s.nikkei.com/9iGyHk
米上院財政委員会のボーカス委員長(民主)は30日、中国政府高官らと人民元問題や通商政策などを協議するため、10月10日の週に訪中すると発表した。北京と上海を訪問するという。同委員長は「今回の訪問は米中両国経済の最善の利益のために、中国の為替操作http://s.nikkei.com/9iGyHk

○欧州石油4社、イラン撤退に同意=シェルなど制裁対象外に-米
http://bit.ly/ais2rc
欧州石油4社、イラン撤退に同意=シェルなど制裁対象外に-米,対イラン制裁をめぐっては、国際石油開発帝石が南西部アザデガン油田開発から完全撤退する方針を決めている。国務省はこの問題で日本側と協議を行っていることを認めたが、今回発表された http://bit.ly/ais2rc

○原油市場は価格上昇の波に乗れるのか
http://bit.ly/9Dj3sE
原油市場は価格上昇の波に乗れるのか,8月上旬に基調が軟化し、一気に下値を追う展開となったNY原油市場(通常取引)は、8月25日には70.76ドルまで値を落としました。しかしながら、その後は、上値を追う展開に転じ、78ドルを上値抵抗にしているとはいえhttp://bit.ly/9Dj3sE

○米、レアアースで調達多様化 「脱中国」へ緊急計画策定
http://bit.ly/daXs6s
米政府は30日、ハイブリッド車や戦略兵器などの技術に不可欠なレアアース(希土類)について、中国に偏っている調達先を多様化する方針を表明した。日本での中国漁船衝突事件を受け、米国で供給が滞るリスクに警戒感が強まっているためで、早ければ10月 http://bit.ly/daXs6s

○新日鉄エンジ、インドネシアで天然ガスプラットフォーム受注
http://bit.ly/aer8HV
新日鉄エンジニアリングは7月30日、インドネシアで天然ガス生産用のプラットフォーム3基を受注したと発表した。現地子会社を通じ、仏トタルが同国マハカム沖鉱区で建設するプラットフォームおよびパイプラインについて設計、調達、製作、据え付けhttp://bit.ly/aer8HV

○発電所案件の進捗に遅れ 中国業者に問題
http://bit.ly/cNRteV
発電所案件の進捗に遅れ 中国業者に問題,EVNによると、設備の故障で試験運転がストップしている第1ハイフォン火力発電所と第1クアンニン火力発電所の修理が遅れている問題について、EPC(設計・調達・建設を含む一括請負)契約を結んだ中国の建設業者の対応http://bit.ly/cNRteV

○ラオスのダム計画、下流に壊滅的打撃か
http://bit.ly/akBk1o
ラオスが先月22日にメコン川委員会に建設計画を提出したサイニャブリ県の1,260メガワット水力ダムについて、世界自然保護基金(WWF)の大メコンにおける持続可能なインフラストラクチャに関するシニアアドバイザーを務めるマルク=ゴアショ氏は、下流に壊滅的http://bit.ly/akBk1o

最近のショッピングリスト

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